赤血球の連銭状態

赤血球の連銭状態(れんせんじょうたい)とは、赤血球がつながってしまう状態のことでどろどろの血液状態の一因です。赤血球が連銭状態になると体の隅々の組織まで十分な酸素を届けることができなくなってしまいます。その結果、頭痛やめまい、倦怠感、しびれといった症状を引き起こし、病気の原因となります。

赤血球の状態

赤血球は中心が少しへこんだ円盤形をしています。そして少し変形しながら、全身を駆けめぐり赤血球中のヘモグロビンが酸素を末端の細胞にまで届けています。健康な状態では、赤血球の一つひとつは離れています。この状態がさらさらの血液といわれる状態です。それが、鎖状につながってしまった状態が赤血球の連銭状態なのです。

赤血球の連銭状態

赤血球の連銭状態の原因と対策

 

赤血球の連銭状態の原因は、主に三つあるといわれています。
「飲水不足」「高タンパク食」「プラスイオン」です。
「飲水不足」は、体に必要な水分が不足している状態です。一日に2リットル程度の真水を飲むのがよいといわれています。ただし、病気などで飲水制限をされている方は、別です。
「高タンパク食」については、肉類を食べると連銭状態になりやすいといわれています。動物性脂肪に多い飽和脂肪酸は赤血球の膜を堅くし、逆に魚に多いω-3脂肪酸は膜を柔らかくするといわれています。膜が堅くなると赤血球が形を変える能力が弱まり詰まりやすくなります。この場合、大根やパイナップルなどのタンパク分解酵素を多く含む食品を一緒にとるのも効果的です。
「プラスイオン」については、人間は、もともと森林の側の水辺などマイナスイオンが豊富に存在する場所で生活をしてきました。それで体がその状態でベストになるように順応していたのです。それが、昨今の近代化により、プラスイオンに囲まれて生活するようになってきました。このプラスイオンが連銭状態の原因になるといわれています。赤血球の周りには、マイナスイオンの荷電層があります。したがって、マイナスイオンが豊富にあれば、マイナスとマイナスで反発しあい、赤血球と赤血球は、くっつきにくくなっています。しかし、プラスイオンに出会えば、プラスとマイナスで引き合い、くっつきやすくなるのです。したがってなるべくプラスイオンの環境から、マイナスイオンの環境へと変えていくことが大切です。テレビや蛍光灯からもプラスイオンが出ているといわれます。また、閉め切った部屋や雨天時ではプラスイオンが増えているといわれますので、換気をしたり、晴れた日に散歩をしたりするのもいいかも知れません。
また、イオンコントロールシステムという装置があります。これは、室内に存在する余分なプラスイオンを壁面に吸着し、除去することが可能な装置で、部屋全体のイオンバランスを整えます。

タンパク分解酵素

タンパク分解酵素とは、大根に含まれているプロテアーゼやパイナップルに含まれているブロメリン、パパイヤに含まれているパパイン、キウイに含まれているアクチニジンなどで、タンパク質を分解し、ペプチドといわれるアミノ酸がつながったものに変える働きをします。アミノ酸が結合してペプチドとなり、それがさらにつながってできたのがタンパク質です。このペプチド間のつながりを断ち切る作用が蛋白分解酵素にはあるのです。

赤血球とは

赤血球は、白血球、血小板とともに血液の主要な成分で、その数は男性が430〜570万個/マイクロリットル、女性が380〜500万個/マイクロリットル位が正常値といわれています。その数が減ってくると貧血などになります。男女とも200万個/マイクロリットルを下回ると重症の貧血となり異常値となります。赤血球は、酸素を運ぶ機能があります。そのために重要なのがヘモグロビン(血色素)量です。健康診断などの血液検査で数値が正常値より多いか少ないかまた前回と比べて増加しているのか減少しているのかなど観察し気を付けましょう。

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