年齢の呼び方
年齢の呼び方で ○○歳、と直接数字で年齢をいう以外にも、二十歳(はたち)、三十路(みそじ)、四十路(よそじ)や還暦(かんれき)、古希(こき)などと違った呼び方で年齢を表すことがあります。特に、長寿のお祝いをする年齢は、よく使われます。ここで紹介している以外にも弱冠=20歳など他にもいろいろとありますが、ここでは主な年齢の呼び方を紹介しています。
二十路(ふたそじ) = 20歳、三十路(みそじ) = 30歳、四十路(よそじ) = 40歳、五十路(いそじ) = 50歳、六十路(むそじ) = 60歳、七十路(ななそじ) = 70歳、八十路(やそじ) = 80歳、九十路(ここのそじ) = 90歳、これらは、川柳、俳句、短歌などでよく使われます。一般的には三十路、四十路くらいでしょうか。
長寿祝いの年齢
長寿祝いの年齢は、昔から使われてきたため、数え年で祝うことが本来でした。でも最近は、満年齢を使うことが一般的になっているため、あえて、数え年にこだわらなくてもと思います。
満60歳 = 還暦(かんれき) 干支(十干:甲、乙、丙、丁などと十二支:子、丑、寅、など)が60年で一回りすることからきています。その人が生まれた年の干支がまた戻って来ます。赤ん坊に還るという意味で赤いちゃんちゃんこなどを身に着けて祝うことも。
70歳 = 古希(こき) 杜甫の「人生七十(しちじゅう)古来稀(まれ)なり」から人生七十まで生きる人はめったにいないことから(人生五十年と言われていた)
77歳 = 喜寿(きじゅ) 「喜」の草書体は七を3つ重ねたような字ですが「七十七」に見える。
80歳 = 傘寿(さんじゅ) 「傘」の略字が「八」と「十」に見える。
81歳 = 半寿(はんじゅ) 「半」の字が「八十一」に分解できる。
88歳 = 米寿(べいじゅ) 「米」の字が「八十八」に分解できる。
90歳 = 卒寿(そつじゅ) 「卒」の略字の「卆」が「九十」に見える。
95歳 = 珍寿(ちんじゅ) 「珍」の字の偏が「一十一」旁(つくり)が「八三」。1+10+1+83=95
99歳 = 白寿(はくじゅ) 百から一をとると白で 100−1=99
100歳 = 紀寿(きじゅ) 一世紀 = 100年から
108歳 = 茶寿(ちゃじゅ) 「茶」の字が「十十と八十八」に分解できる。10+10+88=108
111歳 = 皇寿(こうじゅ) 「皇」の字が「白(九十九)と一十一」に分解できる。99+1+10+1=111
119歳 = 頑寿(がんじゅ) 「頑」の偏が「二八」旁が「百一八」。2+8+100+1+8=119
120歳 = 昔寿(せきじゅ) 「昔」を「廿」(にじゅう)と百と考えた。
120歳 = 大還暦(だいかんれき) 2回目の還暦を迎えたことになるため。
論語が由来になっている年齢の呼び方
15歳 = 志学(しがく)、30歳 = 而立(じりつ)、40歳 = 不惑(ふわく)、50歳 = 知命(ちめい)、60歳 = 耳順(じじゅん)、70歳 = 従心(じゅうしん)
「論語為政第二」には
子曰(しい)はく、「吾(われ)、十有五(じゅうゆうご)にして学(がく)に志(こころざ)す。三十(さんじゅう)にして立(た)つ。四十(しじゅう)にして惑(まど)はず。五十(ごじゅう)にして天命(てんめい)を知(し)る。六十(ろくじゅう)にして耳順(みみしたが)ふ。七十(しちじゅう)にして心(こころ)の欲(ほっ)する所(ところ)に従(したが)へども、矩(のり)を踰(こ)えず」とあります。この意味は
孔子は言います。
私は、十五の時に学問で身を立てようと決心しました。
三十の時に、学問などの基礎がきちっとして、独り立ちができるようになりました。
四十の時に、狭い見方に捕らわれることなく、心の迷いがなくなりました。
五十の時に、天が自分自身に与えた使命を自覚しました。
六十の時に、何を聞いても素直に受け入れることができるようになりました。
七十の時に、自分がしたいと思う言動をしても、人の道を踏み外すことがなくなりました。
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