モンスターペアレントのタイプ
モンスターペアレントのタイプは、専門家によって、様々に分類されているようです。保育園、幼稚園から小中高に至るまで様々のモンスターペアレンツがいます。ここでは、次の4つに分類されているタイプを紹介いたします。
1.「うちの子を優先させるタイプ」
「うちの子がいじめられないようによく見ていて」「うちの子を学芸会の主役にしてほしい」など。
2.「親の都合を最優先させるタイプ」
「家族旅行をするので、子どもを欠席させたい」「共働きなので、急な休校日には、子どもを保健室で預かって」など
3.「学校や先生が困るのを楽しむタイプ」
「子どもの担任を若くてきれいな先生にして」「校庭の落ち葉が、うちの庭に落ちてくる」など
4.「金品をねだるタイプ」
「子どもが病気で休んだ間の給食費を返して」「(禁止している携帯電話を取り上げられたときに)基本料金を日割りで払って」など
モンスターペアレントの原因、要因
モンスターペアレントが問題になってきた原因についても、いろいろと考察されています。まずその背景には、日本人全体のモラルが低下しているといわれます。そして、親世代の学校時代を考えてみますと、現代の小中学生の親世代が、学校に行っていた頃には、いわゆる荒れた学校時代を経験していると考えられます。校内暴力がおこり、先生に対して不信感が出てきた時代です。そして、先生が信じられず、先生よりも高学歴の場合が増えてきています。
また、親子間で子離れができていないということもあります。少子化の問題で子どもの数が少なくなり、そのかわりに、子どもに過度の期待、自分と同一視するなどになります。子どもが叱られたりすると、親の自分が否定された気持ちになるのでしょう。
そして、近隣とのコミュニティの希薄化もあると思います。昔であったなら、ご近所のつきあいで、情報交換をし、自分の考えすぎであるとかの判断がつきました。最近は、近所付き合いも少なくなっているようです。
モンスターペアレントの解消、対策
親は、普段からこどもの話をよく聴くことが大切です。子どもは、思ったよりも親に話を聴いてほしいものです。そして自分に感心を持ってもらいたいのです。褒めてもらいたいのです。普段から子どもの話をよく聴いているのといないのでは、学校や先生に文句を言うべきかそうでないかの判断が違ってくるでしょう。そして、親は子供から自立すべきです。そのためには、何でも子どものいうなりにならないということです。愛情を持って接するのはもちろんですが、親は、子どもとの摩擦を避けず、良いことは良い、悪いことは悪いとしっかりと伝えていくのです。その上で、親は、先生の長所を見つけるようにします。親が先生のことを褒めると子どもも尊敬するようになるものです。お互いの信頼関係を取り戻すことが何よりも重要でしょう。
埼玉県の狭山市では保育士がモンスターペアレントから不当な要求をされ、自殺してしまったという痛ましい事件まで起きています。先生方もその対策にマニュアル等で臨むなどしているのが現状かも知れません。親と先生の双方が理解し、尊重するよう努力が望まれます。
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